機内で快適に過ごす方法、持ち込みたい手荷物
機内の長いフライト時間を快適に過ごす!これは、とっても大事。オーバーに言うと、現地についてからの体調も左右してしまいます。
いちばんいいのは、眠ること。これができそうもない人は、機内の時間を気持ちよくつぶすための娯楽や本を持ち込みましょう。
長時間のフライトでは現地との時差を調整するようなタイミングで、食事や軽食が出て、機内も暗くなります。だから、機内が暗くなったときに眠れると一番いいのです。
寝るために、前日や数日前から睡眠時間を減らすのも、ひとつの方法。私も前日2時間しか寝られず飛行機に乗った時は、珍しく5時間ぐらい機内で寝ることができました!
しっかり眠るために持ち込みたい手荷物は、アイマスクと、枕。なくても眠れますが、快適さがかなり違います。
アイマスクは、なるべく大きめで、肌触りがいいものだと理想的。
枕は、便利なのが「空気枕(エアーピロー)」。空気を入れて枕にするもので、たたむと大変コンパクト。吹き込む空気の量を調節すれば、固めの枕にも柔らかめの枕にもなり、首の後ろの厚みも調整できます。(人体工学を考えて作ったという高いものもありますが、私はそこまでこだわらないので、1500円ぐらいもすれば充分だと感じています)
枕無しで長時間寝ると、首を傾けたりという変な姿勢で寝ることになるので、起きた時首が痛くなってしまいます。枕がないときには、配布された毛布・ひざ掛けを丸めて首の後ろにあてると、枕代わりになります。
配布されたひざ掛け・毛布があまっていたら、丸めて腰の後ろに当てるのもいいですよ。座りっぱなしの姿勢は、どうしても腰痛につながるので、防止になります。
また、機内での美容に関するページにも書いてありますが、寝るときには、大きめのマスクをすると自分の息で保湿ができ、乾燥した機内では肌や体にいいので、おすすめ!口を開けて寝てしまうという醜態をさらさず、また隣の人の風邪もうつりにくいので、一石三鳥です。
アイマスクにマスク、エアピローだなんて、とんでもないカッコですが、暗い機内なので気にせずやってます。恋人と一緒だったら、ちょっと恥ずかしいかも(笑
飛行機は、マイナス50度やマイナス80度の大気圏を飛んでいます。機内は23度~24度に設定はされていますが、それでも、寒いもの。カーディガンや大きいストールなど、体全体を覆うものを必ず手荷物で持参しましょう。
配られる薄い毛布もありますが、それはひざ掛け程度と思っていたほうがいいです。もしカーディガンなどを忘れてしまって寒いときには、もう1枚もらいましょう。風邪をひいたりしたら大変です。
座席の前にはたいていモニターがついていて、多くのプログラムが入っているので、ここでTVドラマや映画を見たり、音楽(クラシックからポップスまで)を楽しんだり、ゲームをしたりして時間をつぶすことができます。
アメリカやイギリスの航空会社だと、好みにもよりますが、結構TVドラマや映画は充実していて、HuluやU-Nextで見るような海外TVドラマがあります。でも先日スカンジナビア航空に乗りましたが、そういうドラマや映画はあまりなく、番組数も少なかったです。(面白いBBCの番組も1,2ありましたが、すぐ見終わってしまいました)
●機内で見たい自分のDVDがあれば、
・DVDと小型DVDプレーヤーを持ち込む(フル充電または乾電池を用意)
・iPad/スマホと、それ用のDVDプレーヤーを持ち込む(同上)
●U-NextなどDLできるところと契約して、ドラマや映画を自分のノートPCやiPadにDLして持ち込む
などの方法があります。
また、なんと機内でネットにつながれるエアラインもあるんですよ!(スカンジナビア航空は、ビジネスだと無料、エコノミーだと約3000円ぐらいです)
今まで通りに、好きな本(重くないもの)を持参してもいいのですが、今は電子書籍端末があります。いちばん有名なのは、アマゾンのKindle(キンドル)。これで本を持っていけば、何冊でもOK.バッテリーの持ちもいいので、充電を気にする必要もありません。
これはもう常識ですが、水をこまめに飲みましょう。
国際線の場合、多くの飛行機の座席にペットボトルを1本置いてくれていますが、せめてもう1本は必要。セキュリティチェックが終わってから買って持ち込みましょう。
長い時間の飛行では、機内は大変乾燥しているので、かなりの量(1リットルぐらい)を飲んだほうがいいという専門家の意見もあります。代謝を上げ、体内の血液などの巡りを良くするからです。また、いっぺんに飲むのではなく、少しずつ飲むのが良いようです。
血液の循環を促すために、ときどき座席を立って歩くのも有効。エコノミー席の後ろのほうに行くとアテンダントの人たちがいて、英会話ができたりしますよ。歩かないでも、足首やつま先を座っていても動かすといいようです。