ロンドン:ぜひ行きたい書店「メゾン・アスリーヌ」(ピカデリー)

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ロンドン:ぜひ行きたい書店「メゾン・アスリーヌ」(ピカデリー)

ピカデリーの中心部にあるブックストア「メゾン・アスリーヌ/Maison Assouline」は、International Traveller誌で「世界の書店ベスト4(Four of the world's best bookstores)」に選ばれ、アメリカのTown & Country誌でも2017年に「世界で最も美しい書店」のひとつに選ばれました。


またグッチプレイス(グッチが世界中から選ぶ、インスピレーションの源となった場所)にも2018年に選ばれている本屋さんです。

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(グッチのHPより)


美しく豪華な本や写真集の出版で世界的に有名なアスリーヌ社のコンセプトショップ、あるいはフラッグシップ・ショップとして、2014年にオープン。たちまちロンドンのカルチャーシーンをリードするお店としてポピュラーになりました。


シックな建物は、イギリスの建築家として有名なサー・エドウィン・ランドシーア・ラッチェンス(1869-1944)によるもので、銀行として建てられましたが、その後ギャラリーとして使われ、今の書店となっています。


スタイリッシュで落ち着きある店内の本棚には、アスリーヌ社の最新出版物から古い貴重な初版本まで並んでいて、それを見て回ったり、毎月違うテーマで開催されるポップアップ・エグジビションを楽しんだりできます。


また本だけでなく、エンボスブックバッグ、キャンドルや、文房具、オーナーが手がけたビンテージ・コレクションなどがあり、バインダーのオーダーメイドもできます。


そしてさらに店内の Swans Barでは、コーヒーや、サラダなどのフード、カクテルやワインを楽しめます。ある旅行サイトの口コミでは、「スモークサーモンの『トルストイ』は私が今まで味わった中で最高のフィッシュのひとつ」とありました。

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(グッチのHPより)


ここを、賑やかなピカデリーやメイフェアの喧騒から離れて、一息つけるオアシスとしている人も多いようですが、まだまだ知らない旅行客も多い穴場のよう。カフェやバーとの併用で、ぜひ、行ってみたいおすすめの本屋さんです!


<データ>
196A Piccadilly
London, W1J 9EY UK
https://www.assouline.com/
営業:月-土 10.00am- 9.00pm
日曜 11:30am- 6pm
Tel 44 020 3034 3092

◆グッチ・プレイスについて


このメゾン・アスリーヌ書店がリストに加えられた「グッチ・プレイス」ですが、グッチがインスピレーションを受けた場所を、世界中から選定、発表しています。


アスリーヌ社は、2016年にウェストミンスター寺院の回廊でグッチが開催した「クルーズ ファッション・ショー 2017」の写真集『Blind For Love』を限定出版。撮影したカメラマン、ニック・ワプリントンのサイン入り特別版をメゾン・アスリーヌで販売しました。


その他のグッチプレイスは、
ピッティ宮殿の「ボーボリ庭園」(イタリア/ヨーロッパ庭園のモデルとなったと言われるメディチ家の庭園)、
「LACMA」(アメリカ西海岸の最大規模の美術館)、
「アンティカ・リブレリア・カシアネッリ」(ローマのアンティーク書店)、
「カステッロ・ソンニーノ」(イタリア/キャンティワインの産地として知られる丘陵地帯に建つ古城
「大林美術館」(韓国/現代アートとデザインの交流のための国際的プラットフォーム)
などがありますが、2019年には日本の「ワルツ」(東京・中目黒/カセットテープやレコードなどアナログなマルチメディアの専門店)もリストに加えられました。


世界のファッションシーン、アートシーンをけん引するブランド、グッチが選ぶ場所は気になりますね。機会があったら、ぜひ行ってみたいところばかりです。


詳しくは、下記をどうぞ。
 >> グッチ・プレイスについて(公式HP)